2010年第1回タカラガイ拾い | Slow Music Life

2010年第1回タカラガイ拾い

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今年も春の大干潮の季節がやってきた。
本日は長者ヶ崎へ。

天気予報はビミョーだったが、いい感じに晴れ間が!
意気揚々と海岸に降りたが・・・・


なんとまあ、猛烈な強風。

磯場まで進むのに、悪戦苦闘。

足場の悪い岩礁地帯で、少しバランスを崩すと

風で上半身を持っていかれそうになる。

それどころか、一瞬体全体がふわっと宙に浮くかの感覚に襲われる。


ひーひーいいながら、ようやく磯場へ。

しかし、想像どおり、

風で波が上がっているため、思うように潮がひいていない。

そして、雲行きがまた怪しくなった末、

雨がぱらぱらと。(こうなると水面下がよく見えない)


残念な条件にはなってしまったが

本日の成果。

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左上より

・ホシキヌタ(磨耗)     ×1

・オミナエシダカラ(磨耗) ×1

・シボリダカラ(磨耗)    ×1

・チャイロキヌタ(磨耗)   ×1

・カミスジダカラ(磨耗)   ×1

左下より

・ハナマルユキダカラ    ×7


綺麗なのは、ハナマルユキの数個体だけー。

あとは表面が磨耗して、鑑賞には適しません・・・(-_-;

ハナマルのほとんどは、タイドプールの中、

ムラサキウニやバフンウニが、体にくっつけていたものだ。

長者ヶ崎ではこれを探すのが簡単。


特筆することとしては、

ようやくホシキヌタの殻壊れてないバージョンに会えたこと。

サイズは37mmとそう大きくないが、今後の採集に弾みがつく。


それから、個人的新種がひとつ。

カミスジダカラだ。

チャイロキヌタだと思って拾ったが、どうもぼんやり横スジが見える。

家に帰ってしっかりと見たら、確かにスジがある。キズではない。

三浦の個体はチャイロキヌタと似ているとのことで、同定。

次は綺麗な個体に会いたいものだ!


このGWは、もう一回チャレンジすることにした!

次回は5月2日。

城ヶ島まで行ったるー。


【参考資料】

葉山しおさい博物館「三浦半島のタカラガイ(1), (2)」